診療情報管理士と医師事務作業補助体制加算

最低でも100点以上が取れる医師事務作業補助体制加算。
どの病院も、今は研修に必死なのでは?

ウッキーは現在、カルテ管理の仕事の傍ら、医師が仕上げる様々な書類(サマリー・各種診断書・意見書・指示書・レセ詳記等)の下書きおよび清書もしています。
もちろん全ての医師が対象なのではなく(そんなことしたら絶対過労死する)、どうしても書類仕事をためがちな医師限定です。
この仕事をしながら学んだのは、医師とのコミュニケーションのとり方です。

この仕事が、加算対象になるかどうかは、あたしゃ知りませんけどね。
(仕事兼任してるからダメだなこりゃ)

当然ながら医師はそれぞれ性格や考え方、物事の扱い方が一人ひとり違います。
でも共通しているのは、

先を見越して仕事が出来る(気が利くとも言う)
人の話をきちんと聞く
分からないことはそのままにせず、ちゃんと調べて次に活かす

そういう人に、一目置いてくれます。
(医師じゃなくてもこういう人だったら誰でも重宝したいよね)

そして、もう一つ。

その医師の「クセ」をつかんでいる

ウッキーも書類の下書きをする時、その医師が好む書き方というのを事前によく調べておき(サマリーはその点良い勉強材料です)、それに基づいて書類を作成しています。

サマリー一つとっても。
ある医師は、入院までの経過をとても大事にしていて、それを詳しく書くのに、入院中の経過については2行で終わり。
ある医師は、入院までの経過よりも、入院中のことをものすごく詳しく書く。
ある医師は、数ヶ月入院しているカルテでも、3行で終わり。

書き方にそれぞれタイプがあるので、それぞれのタイプに合わせて書類の下書きをするようにしています。
これが出来るようになったのも、これまでの数年間、いろんな医師のサマリーを延々と読み続けてきたからです。

コツがつかめてくると、医師もこちらの希望を読み取ってくれるようになります。
特に病名を決める時、ICD-10を開いておくとベスト。
場合によってはICD−10の中から病名を選んでくれます。
そうすると、これがもしDPC導入病院だった場合、後から「肺炎はウイルス性ですか?細菌性ですか?」「胃癌の部位はどこですか?」など病名の問い合わせをする必要がありません。
そういう意味では、書類(特にサマリー)を仕上げる仕事を管理士が行なうのは、まさに一石二鳥いや三鳥?になります。

ウッキーが勤務している病院の場合、このお陰でコーディングがとても楽になり、(その医師のサマリー限定ですが)大変良いデータが収集できるようになって来ました。
さらに他の医師とのコミュニケーションも取りやすくなり、こちらの意図を聞いてくれる医師も何人かいて、いろんな意味で助かっています。

ここからは蛇足ですが。

場合によっては、「口頭タイピングしてくれるならやる」なんて言う医師もいます。
そういう時はノートパソコン開いて「んじゃ先生しゃべってください」と言うと、快く書類の内容をしゃべってくれたりします。
(これが出来るためにはキータイピングが熟達していないと大変ですが)

場合によっては、とにかくただおしゃべりしたいだけ(病棟じゃ誰も話聞いてくれないから?)、という先生もいます。
そういう時は、辛抱強く先生の話を聞くしかありません。
でもその時のこちらの姿勢が、いわば信頼を勝ち取る一つの基準になったりするのです。
しかもそのおしゃべりの中に、いろんなヒントが隠されていたりするのです。

それからもう一つ。
下心があると分かっていても、褒められて怒る人はなかなかいません。

「お忙しい中いつも迅速な書類作成、ありがとうございます」
「ここだけの話、先生のカルテ、実はカルテ室でひそかに人気なんですよ」
「先生の字、ホントきれいですよね。いいデータが収集できて助かってます」
「監査の時に提出するカルテ、先生が主治医のカルテって決めてるんです。誰に見られても恥ずかしくないから」

……などなど、とにかくいろいろ褒めてみます。
もちろん、嘘はつきません。
あまりくどいと逆効果なので、いいタイミングで適度に使うようにしています。

あと一つ。
“お伺いを立てる”という姿勢は、結構喜ばれます。

「すみません、頑張って読んだんですけどどうしても分からないんで教えてください」
「調べたんですけどいまいち分からなくて。不勉強ですみません」

…など、こちらの努力をほのめかすような仕方で聞きに行く態度も、悪くないと思います。

知らないことを知らないと認めるのは、恥ずかしいことではありません。
聞きにいくことも、恥ずかしいことではありません。
調べても分からなかったら、聞けばいいのです。
もちろん、努力せず何でも聞けばいい、というわけではありません。
こちらで出来ることは、きちんとやりましょう。

診療情報管理士の資格を持つ病院勤務者の方で、このテの仕事を始めた(あるいは研修中の)皆さん。
大変ですけど、楽しんでこの仕事が出来るといいですね。
ちなみに、ウッキーはこの仕事結構好きです。

…コーディングやカルテ管理よりも、面白いかも。えへ。
(おいおい)

診療情報管理士へのアンケート調査結果

「診療情報管理士へのアンケート調査結果」

…というのが、ウッキーのところに届きました。

そう言えばそんなアンケートに答えたような気がする。
すっかり忘れていたが、とりあえず開けてみました。
届いたのは結果の一部を印刷したもの。
アンケート収集結果全部が欲しい人は送料自己負担で送ってやるとか書いてありますが。


誰がいるかそんなモン!!


というわけで、気がついたことをちょっと書いてみようと思います。
アンケート結果は、社団法人日本病院会通信教育課から送られてきたものを引用させていただいております。

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それもてんかん発作!?〜裏話:大仏先生編

何でも屋さんの大仏先生ですが。
(いちおう医者です)
相変わらず書類を溜めまくっています。
まあ、下書きをすればかなりの時間短縮になって、事務方の仕事の効率があがるから別にいいんだけど。


今日もまた、サマリーの下書き。
サマリーの下書きをするには、カルテを最初から最後までじっくり読まなければなりましぇん。
ウッキーがいつも困るのは、病名の決定。
ある意味「主病名」は結構簡単に決められるのですが、場合によっては副病名も幾つかつけにゃならんのです。


今回は「てんかん」。
以前からあったらしい。
薬も飲んでる。
検査は…してないみたい。
発作は……入院中は起きてないみたいねぇ。


はて、てんかんはいろいろ種類があるのだが。
しかもICDではかなり細かく分かれていて、実は結構面倒くさい。
以前てんかんについて個人的に勉強してみたが、難しくて中途半端になってしまった。
どうしよう……やっぱり先生に直接聞いたほうがいっか。



おっ、大仏先生が帰ってきた。


「センセ、この人てんかんあったんですか」
「おう、あったぞ」


専門医じゃないから詳しいことはわからんだろうなぁ。


「なんか詳しいこと分かります?」
「そうだな……とりあえず症候性てんかんでエエよ」
「はあ…」


ぴこぴこと入力していたその時。


「おい、てんかん発作ってものすごい種類があるって知っとるか?」
「…え、はあ、まあ、らしいですね」
「こうやって」


頭をぼりぼりかく大仏センセ。


「頭をかくのもてんかん発作」
「……はあ」
「こうやって」


お尻をぼりぼりかく大仏センセ。


「時々尻をぼりぼりかくのも、てんかん」
「……嘘だ」
「そう。思いつき」


やっぱり。


「じゃあ、大仏先生が駄洒落を言うのも発作ですね」


ふっと顔を上げて、大仏先生。


おうっ、その通りじゃ!


駄洒落を言っているまさにその時は、発作中なんだそうデス。
(もちろん冗談ですからね!!)
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